#05:丹後半島一周のつもりが・・・

TAN GO !!

丹後のみなさん、お邪魔します。

お盆を過ぎた8月16日の新聞で「丹後大仏」の存在を知りました。

丹後大仏の写真に「丹後大仏(京都府伊根町)は100年前のスペイン風邪の

惨事を今に伝える」とあり、「地元の製糸工場の従業員が京都から東京へと

慰安の旅に出かけた。運悪くスペイン風邪の猛威に巻き込まれ、丹後半島の

山中にある集落で40人もが亡くなったという。」という記事です。

初耳です。すぐさまネット、丹後半島の地図を確認しました。

新型コロナウィルスと私の家も戦前に丹後ちりめんの工場(こうば)を

持っていたことも重なり、丹後に帰った際に是非訪ねてみようと

思いました。

一昨日、行ってきました。

道路沿いの丹後大仏の説明文を読んでから大仏さんを下から見上げると

急に胸を締め付けられて近くまで行くことができませんでした。

石段を中段まで上るのが精一杯でした。

手をあわせて幾度も、私も含めて廻りの方が新型コロナウィルスに

感染しないようにお願いするのが精一杯でした。

伊根の舟屋に寄るつもりでしたが道順を間違えたり、途中から雨もふり

袖志(ソデシ)の棚田、経ヶ岬灯台も車から降りることもなく

丹後半島を一周のつもりが道のショートカットも重なり半周で終わって

しまった気分です。

さらに初耳ですが。今日の朝刊で「世界中を移動するホテル」の

見出しにつかまりました。

数カ月ごとに場所を替えて営業する、世界にも類を見ないホテルがイタリア、

カンボジア、ブラジル、フランスと場を移してきて、5番目がジャパン

それも伊根町の舟屋!

営業を8月末に終え、来年4月2日から11月1日までは伊根町に加え、高野山の

2カ所で再開するようです。

2枚の写真に次のキャプションが添えられていました。

「舟屋が並ぶ入り江を眺め、波の音を聞きながら昼食を取る」

「夕刻のアペリティフの時間には、食前酒とともに伊根産岩ガキの

ウィスキー添えが供される」 

GO TO TANGO!