#06:過去にたずさわった建築の現在

建築

丹後のみなさん!お邪魔します。

この3週間に過去に携わった建築の近くを通りましたので写真に

おさめてきました。当時のことを思い出しながら3件を紹介します。

□ 34年後の公立幼稚園(1986年完成)

2020年08月21日撮影

白色の日本瓦と重なりあった屋根が当時と変わらずいいです。

外壁は黄色と灰色の2色ですが黄色が褪せて弱くなっています。

粉雪の中、屋根の鉄筋の配筋検査をしたことがよみがえりました。

次は、

□22年後の山手町マンション(1998年完成)

2020年09月04日撮影

1枚目の写真の右側がエントランスの入り口で、屋根の上は緑地と

なっています。

なんばパークスのように建築と緑の調和した姿を期待してたのですが

ほど遠かったです。

最後に、

□12年後八戸ノ里マンション(2008年完成)

2020年09月02日

敷地の上に送電線が通っていて工事に使うタワークレーンが制約を受けて、

通常は起伏式ですが国内では珍しい水平式でした。

丁度リーマン・ショックの時期でこの後数年は建築業界も大変でした。

当時、50歳過ぎで設計を十分に経験したという満足感と同時に

前に進むには絶望感もいだきましたがこのように設計を続けて

こられたのは幸運でした。

この先、新型コロナウィルスがさらにどのように影響を及ぼすか予測が

つきませんが、今後もコツコツと設計を続けていきたいです。