#08:途中下車にて
2020.10.04
建築
丹後のみなさん!すみません。
「京都丹後鉄道」(丹鉄)での途中下車の旅ではありません。
昨日、仕事帰りに阪急電車「大山崎」駅で途中下車して
「大山崎山荘美術館」に寄ってきました。
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3回目の途中下車になります。
1回目は「新館 地中の宝石箱」(1995年7月竣工)を見にいきました。
当時のリーフレットに紹介されていた文章が「本館の山荘に建てられた
新館は、現代建築界の第一人者・安藤忠雄氏の設計になるものです。
重厚な趣を持つ本館や庭園との調和に配慮し、周辺の景観との調和を考え、
円形の展示場は地中に埋め込まれています。自然の光を存分に取り入れた
階段を降りると、「地中の宝石箱」の扉にたどり着きます。」
その扉の先にモネ最晩年の傑作「睡蓮」が展示されていました。
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本館から斜めに伸びている建物が階段です。
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2回目は2010年5月です。
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安藤さんのコンクリート打放しの新館が木々に埋もれてきています。
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安藤さん!すっかり、木々に溶け込みました。
3回目の途中下車は、2回目の時に増築されるような感じがありましたので
興味深々で下車しました。
2012年に安藤さんにより「夢の箱」(山手館)が加わったのを
昨日初めて知りました。
山荘時代に使われていた蘭の温室へつづく通路の先につくられています。
その通路がこちらです。
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安藤さんの「夢の箱」の外観が見えません。
そこで退館時に受付けで外観を見れる場所はありませんかと尋ねました。
「安藤忠雄風」ではありませんが言われた後、敷地を出て坂を登って
くださいとのことでした。
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たまたま前日にお手伝いをしていますマンションの住宅のリフォームの打合せ
をしていました。
内装デザイナーのTさんからヨーロッパ調の白い格子のイメージ写真を
多数拝見していたので写真撮影できる範囲で撮ってきました。
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いままでは、安藤さんの建築ばかりに目を奪われていましたが今回は、本館が
主役でした。室内からは撮影はできませんので調度品、ステンドグラス、照明
などは素敵なポストカードを購入しました。
大正から昭和にかけて建設された「大山崎山荘」からの歴史を綴った
ガイドブックもグッドです。