#12:二度目の司馬遼太郎記念館

建築

初めて訪れたのが10年前になります。

先日再び、仕事の移動の合間に「司馬遼太郎記念館」に寄り道しました。

安藤忠雄さんの設計で2001年10月に完成して11月1日に開館しました。

入館する前に同じ敷地内の司馬遼太郎さんの自宅の書斎を拝見します。

司馬遼太郎さんは雑木林が好きだったようです
書斎、いいですね

さぁ、書斎の脇を通り抜けた先が入口へのアプローチ

曲面の壁が誘導してくれます
今回は鮮やかな紅葉が迎えてくれました

「燃えよ剣」と「竜馬がゆく」展が催されていました。

学生時代に「竜馬がゆく」を読み坂本龍馬のファンになりました。

歴史、時代小説が大好きですのでたいがいの司馬遼太郎作品は読破

しましたが新選組の土方歳三が描かれている「燃えよ剣」は

ワタシの中では龍馬の敵ですので読んでいません。

大学の部活の先輩が新選組の組織がすばらしいとその組織をつくった

副長の土方歳三をべた褒めでした。

館内は撮影禁止ですので安藤忠雄さんのスケッチと高さ11メートルの壁面

いっぱいの書棚のポストカードをご覧ください。

地下1階のフロアです

10年前にこの先の奥の光が差し込んでいる窓際の11メートルのコンクリート

打ち放しの天井に龍馬の頭部分のシルエットが浮かびあがってました。

確かめに寄って行き見上げますとハッキリと龍馬がいました。

あの有名な写真の懐に片手をいれたブーツを履いた龍馬を想像させます。

10年前の時に館員の方が寄ってこられて指さして龍馬に見えませんかと。

龍馬ファンとして感動しました。

光が差し込んでくる窓です
記念館のしおりの表紙にも使われています

敷地外からの外観です。

開館当時の姿のポストカードと比べてみましょう。