#13:鯛笹巻きずし
2020.12.13
ゴチになりました
先日、久しぶりに京都で食事をしました。
木屋町の「瓢正」さんです。
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予約はしていますが敷居が高いです。
当初は大将が話好きな方と思ってなかったので出てくる食材を
いただいるばかりでした。
カウンターでしたので写真を撮らせてくださいとも言い出せずに
いてました。
今が旬のセコがにの甲羅にかに身と外子そしてカニ味噌と内子を
盛り付けた一品をおいしくいただきました。
まだ言い出せなくて写真をお届できません。
「鯛の笹巻きずし」がでてきました。
そしたら大将が語り始められました。
カウンター内に掲げてある額縁を指されて
「ノーベル文学賞を受賞された川端康成先生の
直筆です。」
それから大将の話は続きます。
「鯛笹巻きずしが先生の小説「古都」に出てきます。」
とか「映画の市川崑監督が映画の場面で使うために
東京からのスタッフが鯛笹巻きずしを買っていかれました。」
等々・・・大将との話が弾みました。
が、「あの額縁を撮らせてください」と言えません。
お持ち帰りで鯛笹巻きずしの折箱を頼みました。
当日分はなくて予約して後日いただきに行くことになりました。
どうしても写真を撮らせていただきたいためにネタを仕込んで
行くことにしました。小説「古都」を購入してその場面を
読んでいきました。
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「伊万里の皿に、笹巻きずしが盛りあげてある。三角形のつつんだ、
笹をむくと、薄切りの鯛がのっている。」
のれんをくぐるとカウンターにお客さんが1組いらっしゃいました。
丁度、額縁の前でしたのでさすがに写真をお願いすることは
かないませんでした。
「古都」に書かれていました と大将に伝えて笹巻きずしを受け取りました。
先週、京丹後に帰りましたのでセコがにを買おうと思い立ち
お店に行きましたが、驚愕の値段。あきらめました。
1杯が1300~2500円の値段がついてました。大きさによって、4段階に
分けられていました。1300円は甲羅がゲキ小さい!
数年前は1杯が600円ぐらいからでした。
ワタシの子供のころには親がよく食べさせてくれました。
外子のプチプチ感が大好きでした。
間人(たいざ)の子供はおやつがわりにたくさん食べられる
とよく聞かされて羨ましいかった思い出があります。